2006年05月31日

良妻じゃない私

ここ数年、夫とは朝も夜もほとんど顔を合わせない生活をしている。

子供ができてしばらくしてから、ちょっとしたきっかけで寝室が別になり、以来、私は子供と、夫は一人で寝る生活を続けているので、眠っている時間はばらばら。夜は、夫が帰って来る前に、子供を寝かしつけながら一緒に寝るし、朝、私は、目が覚めていても夫が出て行く気配を確認してから寝室を出る。

夫は朝食を食べない習慣だし、晩ご飯はトレーに載せて置いておくと、書斎(?)でテレビを見たりパソコンをしたりしながら食べているようだ。

私は長いこと、この状態に変な罪悪感を感じていた。私は妻としてどうなのかと。帰りも待たず、出勤も見送らず、温かいご飯も用意せず。これでは、世間一般の目で見たら私の方が悪い妻じゃないか?と。

でも、最近いろいろと思い出しているうちに、最初はそうじゃなかった、ということに思い至った。一人目の子供ができてから、睡眠は確かに足りていなかったけど、それでも朝はなるべく見送っていたし、夜は夫の帰宅時間に合わせて食事を用意して、夫と食べていた。夜だって、親子3人で同室で寝ていたこともあったんだ。

じゃあなぜ、今みたいになってしまったのか。

結局、夫に合わせて生活するメリットが、私の方には全くなかったから、というのが理由だと思う。

夫の帰宅を待っても、夫は帰ったとたんにテレビを付けて、私が話しかけても上の空。食事をしても、会話らしい会話はなく、ただ夫の見たいテレビを見せられるだけ。夫は自分の嫌いなタレントが出ていると私が見たかろうがなんだろうがチャンネルを変えるのに、私が嫌いなタレントの番組は欠かさず見る人で、しょっちゅう嫌な気分で食事をしていた。

たまにテレビの話題で話が盛り上がることがあっても、それはただ私と対立した意見を夫の意見に従わせようとするもので、こうなると夫は子供も無視で論理展開に集中するため、子供の相手をしながらの私はろくに反論もできず、納得のいかない形で屈服させられるだけ。

朝は、無理して起きても、夫自身がぎりぎりに起きるため、「おはよう」もそこそこに行ってしまう。

夫が、私が合わせようがどうしてようが、マイペースで生活していたのに比べて、私はと言えば、夫に合わせ、子供に合わせ、ほとんど主体性がなくなっていた。それでも、夫が子育てにそれなりに関わっているうちは、子供のため、私に何かあった時は夫が見るんだから、と、夫をなるべく優先して生活していた。

二人目の妊娠で、事態が変わった。夫は仕事が忙しいことを理由に子育てから遠ざかることを宣言し、つわりで苦しむ私を冷たくあしらった。顔を合わせても、私が嬉しいような出来事は何もなく、ただ夫に合わせるつまらない時間があるだけになった。もう、夫と同じ時間を過ごすメリットはなくなったのだ。

そして、すっかり夜型になってしまっていた子供の生活リズムを変えるという目的もあって、今のほとんど家庭内別居と言えるような生活が始まった。

私は、冷たい妻だろうか。確かに、暖かい妻ではないし、良い妻でもない。でも、悪い妻でもないんじゃないか。私は夫から暖かい待遇を受けたことがなくても、夫をなるべく暖かく迎えていたんだし。それがなくなっただけのことだ。夫は今、帰ってきたら子供にも妻にも煩わされることなく好きなように時間をつかっているし、土日には、好きなだけ睡眠を取って、寂しくなったら子供に構ってもらい、何度言っても寝室に行かずに子供にじゃれつかれながら昼寝をする。

夫は、今の生活で満足なんだろう。私との関係がおかしくても、それは修復する必要のないことなんだろう。今まで、私から何度も関係改善のために働きかけても何も変わらなかったし、夫からの働きかけは皆無だ。夫は、今の状態が気に入っているんだ。

だから、私は私が理想の妻でいられないことに罪悪感を持たなくていいんじゃないか。誰が見ておかしくても関係ない。たとえ、夫自身が話し合いの中で不満を出してきたとしても、自分から解決を目指さず、ただの交換条件、駆け引きの道具として引き合いに出してくるのであれば、それは気にしなくていいことだ。夫は、自分が話し合いで優位に立つために、わざわざ解決せずに私の弱点としてとっておいているだけ。だって自分からは改善しようとしないんだから。

そんな、取引みたいな関係の夫婦で良妻したってしょうがないもん。
posted by 蝉ころん at 16:43| Comment(4) | 夫との日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
             -― ̄ ̄ ` ―--  _         
          , ´         ,   ~  ̄" ー _     
        _/          / ,r         `lつ   
       , ´            / /      ,ヘ      |      
    ,/   |          / /       ●     | ブッブー
   と,-‐ ´ ̄         / /    ⌒  `'     |
  (´__           / /   ()●   ,     |  ブーン
       ̄ ̄`ヾ_      し     ー  ●    |
          ,_  \ _| ̄ ̄ |_      `' __ /つ  キキー
        (__  ̄~" |       | )) ̄
                  ̄◎ ̄◎

 なんか心象風景として、ダンナこんな感じに見えるクマ
 多分本人は自覚してない(男は自分の気持ちが分からないクマ!特に自分の中の「さびしい」とかいう弱い感情にはフタをするから絶対に気がつかないクマ)
 大事な家族と切れていてうれしい人間はいないクマ。

Posted by クマゴロー at 2006年05月31日 19:47
  ∩ ___∩
  | ノ_   _ヽ
 /  ,,     ,, ヽ 
|    ●   ●   |
彡、   ( _●_)    ミ 
/((\_ |∪| _  ヽ
( ___.) ヽノ(_ ̄ 丿
   |   ~~~~~   \ 
   |    ~~~~~~~~~ \  
 蝉コロンさんも「嫌い」にとらわれていると疲れるクマ。たとえば朝、ダンナが出て行くまでフトンで息殺してジッとしいなきゃならんとか、とっても不自由。だんなの返事なんか期待しないで、「おはよう」って元気に声かけるようにして「自由」を手に入れるのもアリかな?
 長い時間かけてだんだんこうなったんだから、長い時間かけてゆっくり、こだわりを溶かす位の気持ちでもいいと思うクマ。
Posted by クマゴロー at 2006年05月31日 19:55
 他人にあれしろ、これしろといいつつクマは・・・
           ∩___∩
           | 丿 _,   ,_ヽ
           /  ●   ●  |
           | U  ( _●_)  ミ
          彡、    ヽノ ,,/
          /     ┌─┐´
         |´  丶 ヽ{ .茶 }ヽ
          r    ヽ、__)ニ(_丿
          ヽ、___   ヽ ヽ
          と____ノ_ノ
オチャシヤガッテ・・・
   ∧∧ .   ∧∧  ∧∧  ∧∧ 
  (   )ゝ (   )ゝ(   )ゝ(   )ゝ 
   i⌒ /   i⌒ /  i⌒ /   i⌒ /
.  三  |   三  |   三  |   三  |
.  ∪ ∪   ∪ ∪  .∪ ∪   ∪ ∪

           ∩___∩
           | 丿     ヽ
           / ●   ●   |
           |   ( _●_)  U ミ
          彡、  |∪ |  ,,/
          /    ヽノ   ″
         |´  丶 ヽ  ヽヽ
          r    ヽ、__) (_丿
          ヽ、___   ヽ ヽ   _ガシャン
          と____ノ_ノ .(__(_)・。;o・。
   この、クマ!
   ∧∧ .   ∧∧  ∧∧  ∧∧ 
  (   )ゝ (   )ゝ(   )ゝ(   )ゝ
   i⌒ /   i⌒ /  i⌒ /   i⌒ /
.  三  |   三  |   三  |   三  |
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Posted by クマゴロー at 2006年05月31日 20:00
>クマゴローさん
コメントありがとうございます。(^^

夫も、家族が切れてしまうんじゃないか、って危機感は感じてる気がします。でもそれは、夫自身が逃げずにしっかり見つめて解決しないと、私から動いている限りは決して自覚してくれないんですよね。いつまで逃げてるつもりでしょうか・・・。
今は朝は、私も気分次第で起きてます。起きない日もあるってことで。(^^

それにしても、なんかクマゴローさんのコメントで、変なふうにスイッチが入ってしまって、今日はかなり毒を吐きました。
クマゴローさんの本意ではないふうに転んでしまったみたいで申し訳ないです。
ただ、私の中にこういう感情もあるってことで、思い切って吐き出しました。

だんだん本性出てきました。見捨てないでね。(^^;
Posted by 蝉ころん at 2006年06月01日 10:06
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