2006年05月12日

優等生

夫を、子供だと思ってみて見ると、かなりの優等生だ。親から見たら理想的な子供じゃないかと思う。

朝は目覚ましが何個もいるし、起床予定の1時間も前から目覚ましをたくさんならさないと起きれないものの、自分で起きてくるし、朝食は食べないけど、ちゃんと間に合うように出て行く。
成績は優秀で、評価もいい。
家庭も構えて、一軒家もローンを組んで購入、子供も二人の理想的な家庭像だ。
家庭内暴力もなく、家のローン以外に借金もなく、浮気もしない。
仕事熱心で必要とあれば家事もこなす、子供とも楽しく遊べる父親だ。
母親の言うこともよく聞く。遊びに来る時は何も言われなくても駅まで迎えに行き、車で家まで送る。

お義母さんは、「理想の男性像」に育て上げた自信があるだろう。

でも、何かがおかしい。夫は、仕事ではそんなことないのだろうが、家庭ではマニュアル人間のようだ。

私が熱がある、と言うと、しんどいなら寝ていろ、と言って食事を作ってくれる。でも、その料理は油こってりの炒め物だったりするし、寝ている横の部屋でガンガンにテレビをかけて大声で笑ったりする。
そして、私がつわりでしんどくて寝込んでいた時には、「なにをしてほしいのかいわなきゃわかんないだろ!」と怒鳴りだした。

応用が利かないのだ。

しんどくて寝てるなら、うるさいと寝れないから静かにしていてあげよう、とか、食事はもたれるといけないから軽いものを、とか、気が回らないだけじゃない。
熱で寝てる時は看病するものだけど、つわりで寝てるのなんかどうするか知らない!ということだ。
そもそも、つわりがしんどいものだ、ということが理解できていない。熱だったら、自分が体験してしんどいのはわかるから、寝ていられても我慢できる。でも、つわりは経験してないから、はなから疑っている。本当にしんどいのか?と。

自分が経験していないことは、理解できないのだ。私なら、自分が経験してないことは、わからないんだからこちらから勝手なことは言えない、と思うところだけど、夫は、「経験してない=ありえない」だった。

これでは人付き合いはできない。相手の状態を推し量ろうとできないで、気持ちを理解できるわけがない。そして、家庭は人付き合いで成り立つところだ。心通わない家族が家族だろうか?

会社の評価で、ほぼパーフェクトな夫が、いつも人間関係は△だった。
夫が、自分の評価を自慢したくて、私に見せていたこの評価表。皮肉にも、この評価が、私の目を覚まさせてくれたのだった。夫はやはり、どこか成長し損ねている。普通に人と付き合うことができないのだ。

夫自身も悩んだのか、対人関係のハウツー本ばかりを読みあさっていた時期もあった。私はちょっぴり改善を期待していた。でも、今はもう諦めたようだ。どうやら、夫はうまくいく方法を探していたのではなく、自分の付き合い方が正しいと後押ししてくれる本を探していただけのようだった。

私も、もう諦めるべきか。夫が子供だと気付いて、ひょっとしたらまだ育つ余地があるかもしれない、私が育て上げれば可能性はあるかもしれない、とも思った。でも夫は、もう頭が固まってしまっている。きっと私の力では変わらないだろう。

夫はこのまま、自分が優等生であることを信じて、優等生のままでいくんだろう。周りの人を傷つけていても、それは関わりのないことなんだろう。だって、夫はちゃんとやるべきことをやっていて、悪いことなんかしていないわけだから。

優等生ってのもたちが悪いなあ。
posted by 蝉ころん at 13:25| Comment(8) | 夫を読み解く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
恐いよ、それって。
私は、そこまでの人関わった事が無いし、関わってたとしても判ってないんだろうな、だって避けられるもん。
優等生って2種類合って、万能でかつ友達の多い人と万能だけど孤独を好む人。
旦那様は後者ですね。
孤独は、孤独にならざるをえなかった人。
まるで荘司 雅彦先生の「離婚裁判」(http://ameblo.jp/justice7711/)を読んでるみたいです。
ミネコさんも言ってたけど、蝉ころんさんは、もっと自信を持っていいのです。
でも、ブログ見るたびに、前に進んでる感じがして、嬉しです^^
Posted by るんた at 2006年05月12日 15:23
ちょっとカテゴリを整理しました。
書いているうちに方向性ができて来るもんですね。

>るんたさん

コメントありがとうございます。(^^
「離婚裁判」も、実は読んでたりして(^^;;;; 夫は、あんなに恐〜い感じじゃないんですけどね。もっとおっとりタイプで油断させといて、って感じですか。上の人に従順なタイプなんですよね。しかも役に立つからかわいがってもらえる。でも下には容赦ないというか・・・。

私、自信はあまりないですねやっぱり。(^^;
でも、まだまだ考えているだけだったこと、いっぱいあります。私のことも、吐き出さないといけないことがあります。ちょっときついですが、頑張ります。
いつも力をくれてありがとう。(^^
Posted by 蝉ころん at 2006年05月12日 20:55
はじめまして。
るんたさんのご紹介コメントを読んでやってきました。

何というか(他のところの話題でしたが)ご主人の意見を「正論」って書かれちゃう辺りに引っかかりを感じました。
ご主人の主張、ひとつの意見ではあるでしょうが、唯一の意見じゃ無いですよ。
言ってることは間違って無くても、状況に合わなかったら「意見の正しさ」なんて何の意味も無いです。
上手く機能することを採用しなくてはね。
Posted by モラ・バスター at 2006年05月13日 16:15
すいません
私、ナニ偉そうに言い切ってるんだか(^^;

私からの見え方であって、ひとつの意見、ひとつの思い、です。
Posted by モラ・バスター at 2006年05月13日 18:08
 なんか孤独な二人がお互いの欠点をチェックしあってるような・・・・
 下の人間に冷たい「出来る上司」は会社じゃ孤独ですよ、たぶん。家でも「一人」では何のためにしんどい思いして働いているんだか分からないですね。
 
Posted by いささかキツイこと言います at 2006年05月13日 20:54
あなたにとって理想のご主人とはどういう感じですか?  まあ最低限このくらいは普通だろう。と感じるレベルでいいですが・・・
・会社での地位 ・収入  ・自分に対する接し方 ・子供に対して  ・日曜日の過ごし方      などを参考に意識化してみてもらえるとうれしいんですが。別にアゲアシを取るつもりはありません。自分は男ですんで女の気持ちは理解できないですから。読んでて旦那に対する要求レベルが高すぎるのを感じるんですが?男の手料理なんか人間が食べられるものであればOKですよ。病人食なんかそもそも知らないし・・相手のことを推し量れないのはダメな人間っていうのは、仕事の出来ないヤツはダメと出来ない人を切り捨てている旦那の考え方とどう違うのでしょう?   
 なんか基本的に旦那はあなたを大切に思っているし子供も可愛がっているように感じるんですが。ただあなたと同じように「言葉」にすることがとてもヘタだし、そこへ男のメンツがからむのでいささかややこしくなっているだけではないでしょうか。
 家族を壊す方向へ進むのは思いとどまってほしいです。
Posted by しつれいついでに at 2006年05月14日 08:51
なんか自分で読み返して・・・完全に「アゲアシ」とってますね。気に障るようでしたら削除!
 言いたかったのは、あなたの旦那はそんなに極悪な人じゃないように感じたということです。時間かければなんとかなるんじゃないかな?
Posted by 連投  at 2006年05月14日 17:04
ちょっと間があいちゃってすみません。
もともとそんなに続くたちじゃないので、ご容赦願います。(^^;

>モラ・バスターさん
コメントありがとうございます(^^
正論・・・そうですね、場合にもよりますよね。
なんていうか、理想論と言うか、そういうのを押し付けて来るんですよね。そして、その理想は私も共感できるもので、結局私は理想通りにできない自分を押し通せなかった。自分を認めてあげられなかったんですね。
やっぱり自信のなさ・・なんでしょうね。


>いささかキツイこと言います さん
コメントありがとうございます。(^^
重複分、削除させてもらいました。

理想の夫ですか・・・家族みんなで笑って食事して・・・目を見て話ができる。わがままも愚痴も言い合える。そんな感じです。
数値で表せるような要求は、ほとんど何もないんですよ。夫も、たぶん私にそういうふうに思ってるんでしょうね。はっきりしない、ぼんやりしたものを要求されても応えられないと。でも形じゃないんです。私を思いやろうとしてくれる、その気持ちというか。

夫は私に愛情はあると言います。夫の愛情表現は、自己満足で終わってしまって、私には届かない。受け取る側が頑張って感じ取らないといけないのでしょうか?はじめはそう思っていました。でもそれではやっぱり愛情として伝わってきませんでした。そして私に伝わっていないと、せっかく表現したのに、と言う。それがまた辛いんです。
夫は極悪人ではない。でも、だからこそ辛いんです。

ご意見、ありがとうございます。心配してくださっているのが伝わってきて嬉しいです。男性からのお話は夫を知る手がかりにもなりますし。

でも、次回もしコメントをくださる時は、お名前をお願いしますね。
Posted by 蝉ころん at 2006年05月15日 14:30
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