2006年05月10日

大人と子供

るんたさんからコメントを頂いて、返事を書いた。その中に、ふと引っかかる言葉があった。

「夫は、思春期の子供のようです」

この言葉にずっと引っかかっていた。夫は、確かに子供みたいだ。

思い通りに事が運ばないとすねるし、ゲームで負けると機嫌が悪くなるし、嫌なことはやらない。食べ物の好き嫌いも多いし、起こしてもなかなか起きないし、人の話聞かないし・・・。
お母さんの言うことはよく聞く。お姉さんに対してはすごく背伸びしている。いつもふんぞり返って自分を大きく見せようとしている。
自分の至らないところは認めないか、許容を求めるのに、人の欠点には正論で責め立てる。自分からは決して謝らず、へりくつでごまかそうとする。
自分から無視し始めておいて、放っておくと、そのうちこちらの機嫌をちらちら伺いだす・・・。

ほんとう、子供そのもの・・・・。父親って言うより、うちの子供そっくりじゃないか。

ふと、夫って、子供みたいじゃなくて、本当に子供なのか・・・?と思った。

それで全部、説明がつく。

夫に責任感が感じられないことも、スキンシップは甘えてくるだけなことも、人の話を聞かないところも、言ったことをすぐ忘れることも、起こしても起こしても起きないことも、なにもかも。

夫は、私に母親になって欲しいんじゃないのか?無意識に、母親にするように接してきてないか?

ぷいと機嫌を損ねて、ご機嫌を伺ってくれるのを待っている子供。悪いことをしても謝れず、怒られることにおびえながら生活が普通に戻ってくれるのを待っている子供。新しく仕入れた知識を、とっくに知っている人に向かって偉そうに披露する子供。自分はできてなくても、お母さんはできていて当たり前。わがまま言っても、お母さんは受け止めてくれて当たり前。言うことを聞いてくれなかったら、ごねればいい。叱られても、人のせいにすればそれでいい。人の気持ちはわからないけど、自分の気持ちはわかってもらって当たり前。

この人は、子供の心のまま、体だけ大人になってしまったんだ。

よく、男はいつまでも子供、とか、少年の心を忘れない、なんて話がある。私は、大人でも子供の気持ちもわかるし、たまには子供のように思いっきり楽しめるのも素敵だよね。なんて思っていた。まさか本当に本当の子供だとは・・・。理解不足だった。まいった。

ああ腑に落ちた。私はずっと子供を大人として扱って、大人にしか通じない言葉で子供と話をしていたんだ。大人同士の暗黙の了解を、子供に求めていたんだ。ただのわがままのへりくつを真に受けて、大人として誠実に対応していた。大人として、判断を尊重していた。

そりゃ空回るわ。相手、子供なんだもん。なんでも周りが解決してくれると思ってるんだもん。

脱した。

これで締め付け地獄も怖くない。私は私でよかったんだ。

まだ、言葉に揺れることもあるだろう。体調がすぐれないときは心も弱くなるし、態度に傷つくこともあるだろう。自信だってまだあやふやだ。問題は山積みだ。

でも、光は見えた。私の道は、私が決めるんだ。私も人のこと言ってないで大人にならなきゃ。まずはそれからだ。
posted by 蝉ころん at 13:32| Comment(2) | 夫を読み解く | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いっぺんにひとりで勝手に昔の記事にコメント書かせてもらってます。m(_ _)m

「子供」そうなんです。私もいまごろようようにそう悟りましたま。(実年齢いくつや、きしょい!)

で、子供と言っても、ふつーの子供から「無邪気」とか「純真」とか「素直」とか「可愛い」をすっくり抜き取った子供、なんですね。

そのかわりに「無責任」「無理解」「無能」

そしてひねくれた子供。
そりゃあ、この年で「子供」のままでいるって、
そこが変質性のゆえんですからね〜。
Posted by なつ草 at 2006年09月08日 13:51
いっぱい書いてくれて嬉しいです。(^^

子供ですよね〜。いろんなことが子供。うちの夫はわりとかわいらしい部分もある人だったんですけど、最近ちょっと「育って」きたようで、ふてぶてしいだけの「ガキ」になってきました。もうどうしようもありません。(^^;

男の人は、外見と仕事で評価されますから、「心」の成長度合いはあまり問題視されない傾向がありますよね。それで子供な大人が多いのかしら。
Posted by 蝉ころん at 2006年09月10日 18:24
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