2006年05月07日

共有という名の束縛

今、うちの中に私の私物はほとんどない。

私と夫は体型がほとんど同じで、靴のサイズまで一緒。共用できていいね、なんて言っていた。
一緒に暮らすうち、私の靴下やら、寝間着やら、女物でも平気で夫が着るようになり、ちょっと不思議に思ったけど、まあサイズも一緒だし、私もTシャツなんかは使っているし、夫がいいならいいか、と思っていた。外ゆきのつもりにしていたトレーナーを寝間着にされた時は少し気に障った。でも、風邪をひいてしょっちゅう寝間着を着替えていて、寝間着がなくなったからしょうがないし、と諦めた。

他に、共用のパソコンがある。最初、夫のパソコンを借りて使うのが不便で私用のものを買ったはずだったのが、触らないで、と言っていたにもかかわらず初期設定から勝手に夫がしてしまい、いつのまにか夫がメインで使うようになってしまった。ときどき私が使っていると、さっとどいてもらえないのがもどかしいらしく、結局もうひとつ、夫が選んだグレードの低いものを私用に買うことになった。私が気に入って決めた私用だったはずのものは、共用と言う名目の夫用パソコンになってしまった。

新しく買った私のノートには、夫はさわりこそしないものの、新しいOSが出たと言ってはすぐにインストールしろといい、方法まで細かく指示してくる。故障して、時間がなくて修理に出さずにいると、さっさといけと急かす。私は全然自分で管理している気がしない。

今の家に引っ越した時、新しい本棚を入れた。それまで夫の本棚しかなかったところに本棚が入ったので、半分に私の本を入れる、と言うと、「え〜〜〜!?」と本気で嫌がり、結局1/4が私の場所になった。夫は、他にもその本棚と同じくらいのスペースがあるのにも関わらず、だ。

この本棚の比率は生活の他のところにも大体あてはまって、もうほとんど夫が使うことのない台所にさえ、私の気に入りの道具は半分もない。

結局、私は夫の生活に居候させてもらっている身なのだ。夫は口では好きなことをすればいい、好きなものを買えばいい、と言うが、私が好きなことをしていても、夫の気に入ることでなければ「くだらないこと」に認定されて、無関心、無視で不機嫌を表される。それでつい、不機嫌な夫の気に入ることを選択してしまう。

私の居場所は、自由は、どこにあるんだろう。
posted by 蝉ころん at 11:44| Comment(0) | 夫との日々 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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