2010年04月15日

なんで?の奥

子供の頃は、大人に対して「なんで?なんで?」と、思っていた。

今は、子供に対して思っている。

なんで?

なんでできないの?

なんでしないの?

なんで自分でしなかったのに責任だけが私に回ってくるの?

ずるいじゃん!

おかしいじゃん!

自分がしなかったんでしょ?

私がさんざん言ったのに、勝手にしなかったんでしょ?

私のせいじゃないじゃん!

なんで?なんで?なんでなの?

親だから?

子供だから?

おかしいじゃん!



私はね、全部自分で責任取ってきたんだよ。

子供の頃から。

親が用意するはずの物が用意できてなくて忘れたときだって、親が夜中まで大声で怒鳴ってて眠れなくて遅刻したときだって。

なんだって全部私のせいだったんだよ。

私は子供だから仕方ないんだって、そういうものなんだって、なにも感じないようにしてきたんだ。

封じ込めてやってきたんだよ。





そっちの方がおかしかったんだって。

親が負うはずのことだったんだって。

子供は見守られるものだったんだって。

尊重されるものだったんだって。



納得できない。

悔しい。悔しいよ。

もう私のその時間は帰ってこないのに。

見守ってくれる人なんかいないのに。

私は親の分の責任もかぶってやってきたのに。

見守ってもらいたいなんて気持ちが自分にあったのも知らずにやってきたのに。

今度は子供の分の責任も取らなきゃいけないんだって。

ずるい!ずるい!

ひどい!

なんでさ。なんでなの。

見守るなんてできない。

見守るなんてどうやるかわかんない。

見守るなんてどういうことか実感できない。

でも今度は、見守れないことまで全部私の責任なんだって。

なんでもかんでも。

ひどいよ。

嫌だよ。

嫌だ。

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ



ああ。
こうやって。
嫌だで埋めてた。頭の中。

リセットしたかった。

もう何も考えないで、なにも感じないで、ただしなきゃいけないことを淡々とできるロボットになりたかった。

嫌だ嫌だって繰り返しながら、体だけは淡々と動かしていた。

やりたくない気持ちと、しなければ存在できないって現実と、バラバラにして。繋がらないようにして。

それをしなければ組織にいられなかった。

そうやって封じてきたんだ。

感情とか。疑問とか。

全部無駄って。



「それがあなたのため」
「将来こまるぞ」
「これくらいできなきゃ」

うるせえ。

私ができててくれなきゃおまえらが困るからってだけじゃねえか。
私のためとか言って責任丸投げしてんじゃねえよ。
やってられるかよ。
勝手に困ってろ。

家庭なんて、学校なんて、組織なんて、大っ嫌いだ。





これは、私の気持ち。

子供には子供の気持ちが、別にある。

身代わりにしないために、どうしたらいいのか。

まだよくわからないけど。

これは、私の気持ち。
posted by 蝉ころん at 08:48| Comment(0) | 私を探る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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