2011年09月24日

頭の中の高速トンネル

すっかり間が空きました。

相変わらずひきこもりで主婦業のみ、ひかるは不登校の生活ですが罪悪感はすっかり抜けてきて、焦りではなく欲求として、子供の状態にもあまり振り回されず、何かしたい、仕事がしたいという気持ちが見えてきています。

これが罪悪感を持ったままだったら、その罪悪感から逃れるために、「私はずっと働いてきたんだからこれくらい休む権利がある」とかになって、そこにすがりついてしまうことで、余計に罪悪感から離れられないっていう悪循環にハマるんだなーと。

「休む権利がある」は「休んでいい」とは違うし、さらに「休もう」とはもっと違う。

権利を主張しだすのは、世間的には許されないことだと思って他人に対して言い訳、
許可を与えるのは自分自身で良くないことだと感じているのを解放するためで、
意思をそのまま行動に移せるのがハードルのなくなった証拠。

状況的なハードルはもちろんあるんだけど、心理的なハードルは全部取っ払っちゃって大丈夫。
「休もう」と決めてから、状況をどうするか考えればいいだけ。

簡単なことだったんだなあと思う。

そういう思考パターンが地部の中にあったなーと。



この思考パターンてのは、自動的に入って出てくるトンネルみたいなもので、状況が起こった瞬間にトンネルに入って、行動が始まってからトンネルから抜けるようなかんじ。

トンネルの中は見えない。

周りの人も理解できないけど、本人も全く理解してない。いつのまにか感情が切り替わっていて、思考形態まで一瞬で変わる。

トンネルに入る前は車だったのに、出てみたらなぜか新幹線に乗ってたみたいな感じ。しかもそれが一瞬で起こる。

記憶が途切れているわけじゃなくて、全部出来事としては知ってるし、思い出せる。”自分の外側で起こったこと”は。

でも、トンネルに入っている間に自分がどういう経路を辿ってこの感情が湧いたのか、なぜこんな思考パターンに切り替わったのかは、記憶にはない。トンネルに入る前の感情、思考形態は他人の考え方のようで、とてもできるとも思えない。新幹線で出てきたら、車がどこにあるのかわからない。いずれ新幹線が止まったら、そこでやっと乗り換えるようなかんじだ。



蚊に刺された時、かゆいな、と思わなくても掻いてる時がある。それに似てると思う。

ある程度以上の頻度で発生する状況を経験すると、成功したやり方を無意識で使えるように学習していくんだと思う。

今私はキーボードで文章を打っているけど、これだって無意識化してる。どの指でどのキーをどういう順番で押そうなんて何も考えなくてもただ頭に文章が浮かんだだけであまり間違えずに打つことができる。

でも”同じ状況かどうか”を判断するのは私自身じゃないんだよね。

だからきっかけが何なのかはよくわからないから、このトンネルに入るときにはいつのまにか入ってしまっているし、一方通行なもんだから、出た直後に「オカシイ」と気付いて急ブレーキをかけないと原因を探れない。

出た直後なら、出口付近の様子を確かめることができる。そうすると、そこは光が当たる。そしたら少し、トンネルを短くすることができる。

そうやって、トンネルの中で何が起こっているのかを探っていって、違う出口に繋がる道を造り直していくんだと思う。

キーボードを覚えたり、自転車に乗れるようになるみたいに、ギクシャクでも何回も新しい道を通っていれば、それがまた新しいトンネルになっていくし、きれいな景色の見える出口につなげることができるはず。



てことで、思考パターンを変えようと思ったら、頭の中で出来上がっている路線を作り替えることが必要なわけだけど、頭を直接切り開いてこっち切ってこっちと繋いで、なんてことができるわけでもないので、内部から、つまりは自分の思考で切り替えポイントを見つけ出し、より良いと思われる考え方のパターンを植え付けていくしかないわけだ。

心理療法も色々あるけど、やっていることはどれもこれと同じ目的に繋がってるなあと思う。

それが、私にとってはインナーチャイルドと話をすることだったり、インナーペアレンツと対決したり、クラスメートや教師たちの声を論破したり、不要な常識をどかしたりすることだった。

私にはこれがよかったけど、脳みその中を探るのは医者やカウンセラーにはできなくて、本人にしかできないんだから、本人ができない、不審に感じる方法だと成果も上がりにくいだろうし、本人がいろいろやってみて、一番合う方法を探していくのがいいんだろうな。

しかし理解が進むほど、被害者を確保しているハラッサーがこんなことに取り組むとは思えなくなってくる。



こんなかんじで。ドクターショッピングするのもいいんでないって話に落ち着いたような。

誰でも、頭の中にブラックボックスは持ってるんだと思う。問題が起きてない時は開ける必要はないから存在を気にしてないだけで。
子供が産まれてすぐに素敵なお母さんになれちゃうような人は、ステキなブラックボックスを持ってるんだろうなあ。

ひかるとのぞむにもステキなブラックボックスができますように。

それでも今までの経験でオカシイトンネルもできていると思うから、いずれ自分たちでブラックボックスを開ける時がくるかもしれないけど、そのときは振り回されずにサポートに回れるようになっていたいな。
posted by 蝉ころん at 21:30| Comment(0) | 考えごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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