2010年10月13日

妬み

妬みが出てきた。

ほんと、ドロドロ。

元夫が、面接交渉時に義母家族を会わせていたらしくて、その話しを聞いたのがきっかけ。

元夫の兄弟は、かなり成功した実業家で、まだ婚姻関係にあった頃、うちの子達を連れて行くと「あそこに行くと何でも買ってもらえるから、って遊びにきてほしいし」と、高級なものを買い与えるような人だった。

高級レストランに連れて行っては料理に文句を付けたり、お礼をすると言ってはすっぽかしたり、誠意の感じられないお金の使い方をする人で、当時から嫌だなあと感じていた人。

そんな人が子供たちに近付いてきたんだと思うとモヤモヤとして穏やかでない。

そこの子供は、親に対してずっと不信感を持って嫌い嫌いと言っていたけれど、結局親の事業で食べているらしい。



さらなるモヤモヤ。

モヤモヤは黒い感情の現れなんだな。

掘る。



私の子供たちを取り込もうとしてきているように感じていること。

そしてそれをものすごく不快に感じていること。

私がだ。

私は取り入りたかったんだね。

あの、お金に汚い人に。

違うね。私が自分の「取り入りたい」気持ちに気付きたくないから、「金に汚い人」にして、自分から遠ざけようとしていたね。

そして、人をお金で操っているように見える、金を稼ぎだす力を持っているその人を、妬んでいたね。

私はその人の事業に絡むチャンスがあった。

でも、元夫たちのやり取りの中で、そのチャンスはなくなった。

何回もそんなことがあった。

こういう形で手伝ってもらえないか?

ーーーーーーそういう誘いは、全て私じゃなく、元夫が切っていた。元夫自身は元夫の家族とは親密に関わっているのに、私は関わらせてもらえなかった。

私は、彼らの親族でのやり取りの中から、完全に閉め出されていた。

あれは私に権利のある金ではない。

そんなことは知っている。

でも、なぜ、彼らは私だけをここまで閉め出すのか?

私はここでも、仲間に入りたかった。

使える金を持っているあの人が妬ましかった。




そして、その根は、やっぱり実家にあるんだ。

幼い頃は貧乏だった実家。

小学生くらいになると家業が繁盛しだしていた。

でも、家族の暮らしにはあまり影響はなかった。

家業にどんどんつぎ込まれていたことと、父の散財。

家の中で、父だけは自由にお金を使っていた。

母子と父で違う家庭に住んでいるのかと思うほど金銭感覚が違っていた。

欲しいものは父にお願いする。

母に頼んでも、父にお願いしろと言われる。

私は父が死ぬほど嫌いだったが、欲しいものを買ってもらうために父の機嫌を取って下手に出なければいけない。そんな自分がまた嫌いだった。

兄はなぜか、母を説得すれば父には頼まなくても父まで話が通って買ってもらえていた。

私は卑しい人間なんだ。

私のものは母に頼むだけでは買ってもらえない。

嫌いな人間にヘイコラして、自分で自分のプライドを踏みにじらなければ納得してもらえない。

私だけがそれをやらされる。

母にとって私と兄はまったく価値が違うんだ。

母は私を卑しい人間に貶めていた。

私は母に頼んだんだ。

私は母に叶えてもらいたかったんだ。




金を自由にできないからじゃないじゃないか。

兄にはできることをなぜ私にはできないんだ。

なんで私だけ。

なんでいつもいつも私だけ兄と違うのか。

兄が妬ましかった。

生まれながらに実家での特権を持っている兄。

跡取り息子ととして、将来実家での実権を約束されている兄。

2番目に、女として産まれたというだけで、家業の真髄に関わることを拒まれ、父に媚びる役目を回される私。

道化の私。

もう高校生、大学生になってからのことだ。

バイトに出ることを許されず、嫌いな人間から小遣いをもらわなければいけない屈辱。

嫌いな人間に恵んでもらわなければ自分で自由に動くこともできない惨めさ。

そんな人間が家にいて、常にサイフを膨らませている現実。



父方の祖父も金持ちだった。

いとこたちは、祖父の近所に住んでいて、しょっちゅう何か買ってもらっていた。

私たちは遠方に住んでいて、たまたま正月に行くような用事があって、運が良ければ4ケタのお年玉があるかもってくらいだった。

実家まるまる疎外された状態だった。

子供の頃はなんとも思ってないつもりでいたけど、やっぱり妬ましかった。

ファミリーに入っているいとこたちが。

当然の権利として金持ちの恩恵に預かれるいとこたちが。

未だに祖父の遺産の恩恵で暮らしているいとこたち。

私の実家は事業という遺産だけを取った。

私には何も回ってこない。




平等なんかじゃない。

チャンスもなにも平等なんかじゃない。

私にはなにも回ってこないようになっている。

回ってくることになっている人たちが妬ましい。




たぶん私は金持ちの親戚に目を付けられている、子供たちを妬んでいる。

金の力で子供たちを引きつけることができる、彼らを妬んでいる。

私の中の黒い感情。

優等生が押さえつけていた本当の感情。

見たくなかった、あってはいけなかった感情。

本気過ぎて誰にも見せるわけにはいかなかった感情。

かっこつけて、金なんかいらない、自分で稼ぐ、自分で生きて行く宣言をして、何もいらないって顔をしてきた。

心の奥で、本当は思ってた。

「私も欲しい!!!!」

全部これ。

「私だって!!!」

ってこと。

これも私なんだ。




根っこはきっと、ずっとずっと小さい頃にあるんだろう。

妬みも、怒りみたいに間違えた対象に向けているのかな。

posted by 蝉ころん at 09:36| Comment(0) | ころんちゃん覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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