2010年10月07日

積もった怒り

あってはならないと思っている感情を封印しているとき、本当はその感情が発生していても、私には見えていない。

私が尋常じゃない怒りを感じているとき、その奥には、封印された過去の経験の積み重ねがある。

「またそれか!いい加減にしろ!」

という感覚の怒りに思える。

過去、数えきれないほどの回数にわたって繰り返されてきた、同じような行為に対する怒り。

たまたまそのとき目の前にいる人物がした行為が、その人にとって初めてしたことであっても関係なく沸き上がる怒り。

封じている分、芯の部分が見えないまま積もって積もって大きく育った怒り。


「いい加減にしろ!!」


誰に言ってるんだろう。

そのとき目の前にいる相手を通して、運命のようなものに叩き付けているかもしれない。

何度も何度も目の前に現れる、回避しようとしても回避できない問題に対する苛立ち。

仕組まれているようにさえ感じる。

いつまでこんな目に遭わせる気だ!

いつまで私はこんな目に遭い続けなければいけないんだ!!




それは、私が、気付くまで。

私が、自分に眠っている怒りを正当に解き放って、過去の怒りから解放されるまで。

頑にならず、柔らかく、自分を許しつつ、自分の感じ方を受け入れて、自分を取り戻すまで。

それまで、何度でも、封じられたところで密かに働く自分の無意識が仕掛け続けてくる。

まわりの人間を巻き添えにして仕組んでくる。



私はもう、気付くやり方を知った。

次は、いつ、どんなふうに出てきた怒りに対しても、気付いていけるように、身に付けていくこと。

そして1つずつ焦らずに解放していくこと。

私の人生の宿題。

posted by 蝉ころん at 23:35| Comment(0) | ころんちゃん覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

だから言ったじゃん!!

子供相手の怒りだと思っていたことが親相手だとわかると本当にガックリくる。

今日もひかるとひと悶着。

ひかるがよくやる、こちらが先に忠告してるのを聞かずに結果ドツボにはまって泣きわめき、こちらを巻き込んで影響を及ぼしてくる。

影響が出るのが見えるからとはいえ、私がひかるの問題に口を突っ込んでる時点でまずこちらがイケナイのはわかってる。

で、離れて落ち着くと、本当は何も言わずにドツボにはまるのを見守り、はまったところで落ち着いて話しを聞いてあげたりするのがいいんだろうって、考える。

でも私の怒りは消えてないわけで、そのまま受け入れたフリをしても怒りは確実に伝わる。

収まらない怒りは子供へのものではないってことで、向けるべき先を探る。

そうするとやっぱり母なんだよ。




いつもいつも出かけるとわかっていてもギリギリまで準備をしない母。

私ら子供は用意をして待っている。

父もさっさと人に手伝わせて用意を終わらせてイライラと待っている。

それでも用意を始めず、家事ばかり。

家を出ると言っていた時間を過ぎても家事の手を止めない。

「あれもこれも、やっておかないといけないから」

そう言いつつ、言っていたことが全部終わったことなどないくせに。

そしていつも間に合うか間に合わないかのラインギリギリ。または、父のリミットを超える。

リミットを超えて爆発中の父と出かけるとか、切符の買ってある電車に乗るためにみんなで走る、なんてのがいつもだった。



私らは、焦って焦って、靴もはいて玄関で、

「お母さん、早くしてよ、間に合わなくなるよ」

「お皿なんて、帰ってからでも洗えるから、先に用意してよ」

なんて言うんだけど、絶対に聞かない。

そして、私らが割を食ってた。

本当に小さい頃、自分で上手く準備ができないくらいの頃には、私らの準備も言い訳に使われていた。




あと、こちらが約束のつもりでいたお願いのこと。

「××までに○○してね」なんてお願いすると「時間があるときにしておく」と返された。

約束したつもりの刻限に近づいても○○してくれてる気配がないから、確かめる。

「○○してくれた?」「わかってるから何度も言わないで」

「○○してくれた?」「わかってるってば、あんたはしつこいね」

しつこいとまで言われたら私も黙る。

結局、刻限になって、「○○は?」と言うと忘れていて、慌ててなんとか用意する、そんなことばかりだった。

いつも母が絡むとギリギリセーフか間に合わないか。

私が確認を忘れると用意ができずに対外的には私の失点になった。

私のせいじゃないじゃん!

何度も言ってるじゃん!




朝寝坊もよくした。

まず食事が遅かったし、真夜中に父や兄の怒鳴り声が聞こえて眠れないことはしょっちゅうだった。

それでも遅刻したら私の失点だ。

毎回先生に呼び出されて、「寝坊しました」「もっと早く寝なさい」わかってるよそのくらい!

私の努力で解決できるなら遅刻なんてしてないんだ!




こんな怒りを、親にぶつけたことはなかった。

バカバカしい。言ってもムダ。どうせ私とか他の誰かに責任をかぶせて、うやむやにされるだけ。

私自身の落ち度でできなかったときに倍返しされるだけ。

「あんたがやれって言ったから無理して付き合ってやってるのに、なんであんたがちゃんとしないの」

そんな風に仕返しされるだけ。

私が失敗したとたんに対応を放棄されるだけ。

1回失敗したらやり直しはないんだから、嫌な思いをするだけ損。

そうやって諦めて、そして、それはそれで自分自身への言い訳に利用してきた。

仕方ない、親がこんなだし。

先生が環境を用意してくれるわけじゃなし、この環境で無理しても仕方ない。やるだけムダ。

いつか家を飛び出してから頑張ればいいや。

そうして自分の前向きな気持ちもつぶした。自分でつぶした。




あなたの問題に巻き込まないで。

あなたの問題の尻拭いをさせないで。

私の問題に、ちゃんと取り組ませて。

私を手放して。

ああそうか、「親のせいでできない」っていうことも、子供の問題を取り上げていることになるんだ。

子供自身の力で解決することを妨害してるんだ。

自分の問題に辿り着く以前に足止めをして、取り組ませないってこと。

そして、できない子供にしてしまうってこと。

できないでいいって許可を与えてるってこと。

私が私自身の問題に取り組むためには、解決しなければならない親の問題がいつも立ちふさがっていた。

それが当たり前のように、親の問題を解決するのが先と、差し出されていた。

私は放っておかれていると感じていたけど、こんなに干渉を受けていたのか。

そしてそのことにずっと怒りをもっていたのか。




親の問題は親のものだ。

怒りは、親へのものだ。

やり方は、親の刷り込みだ。

やり方は学び直す。

怒りは、親へ返す。

私には、私の問題と自分でぶつかる権利があったんだ。

posted by 蝉ころん at 18:57| Comment(0) | ころんちゃん覚え書き | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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