2010年05月07日

親からもらったもの

たくさん残っていた元夫のものを、少しずつだけど順調に減らしているこのごろ。

子供たちはお父さんにもらったものとかは大切にしたいだろうな・・・って思いが出てきて。

この思いも私のものだなと思った。

でも、私には大切にしたい父からの贈り物に心当たりがない。

昨日も書いたけど、たいがいは私の希望から一番肝心なものが抜けていて、形だけ、喜んであげなくてはいけない贈り物になってしまっていた。

もらったもので、大切なものってなにかあるかな・・・・

洗い物をしながらぼんやりと思いを巡らせていたら


「私だな」


って思って、涙が出てきた。

これってどの感情だろう。

嬉しいのか寂しいのか、怒りたいのか怖いのか、よくわからないけど。

私は私が大切だなって思った。



小さい頃は、お父さんやお母さんが別の人たちだったらよかったのに、なんてよく思った。

もっと幸せな家庭で、仲のいい両親で、もっといい人生になったんじゃないかって。

大きくなって、知識もできてきて、私はこの父とこの母の子でなくては私として産まれることはなかったんだろうと思った。

そして兄のあとに、私の命が動き出すタイミングで動き出したからこそ私として産まれることができたんだと思った。

たとえ同じ父と母であっても、兄のタイミングでは私は産まれることができなかったのに、まして別の父と母から産まれていては、それはやっぱり別の人であって私になれるわけがない。

だから私はこの家庭で、この父とこの母の子としての人生を、私として生きていくんだと思ったんだ。



この世にたった1人だけのわたし。

物とか、形とか、愛情とか、うまく受け取ることはできなかったけど。

私は命をもらった。

命を生きる心をもらった。

私以外の誰かのために使いつぶしてしまう道を行きそうになったけど。

今は自分のために生きるってことを感じつつある。

私は、私の一番大切なものになったよ。

意図してくれたものではないとしても。

私にとって一番大切なものをもらった。



まだ、ありがとうまでいかないけど、この感じを書いておきたいなと思った。
posted by 蝉ころん at 20:00| Comment(0) | 私を探る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。